高校までは水泳マシーン。だった話①

高校までは水泳マシーン。だった話①

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高校までは視野も狭く、「これがタイムが速くなる」というものは全て取り組んでいた。

例えばサプリメント。

最低限必要栄養素からプロテイン。

今思えばウエイトトレーニングもしていないのに、よく飲んでいたものだ。

タンパク質の過剰摂取だ。

例えば大会の遠征先のホテル。

試合前日でホテルの食事が出る。

衣がついたものは一切食べない。

エビフライの衣をはがす。

脂質が嫌。

例えばお菓子。

不要。

それくらい徹底していた。

正しくは、それくらいこだわっていたし、さりげなく周りに話す、尊敬する先輩の話をよく聞いていた。

私の恩師は『大学までウエイトトレーニングはやらなくていい』主義だった。

恩師(現イトマンスイミングスクール執行役員)

高校までは泳ぎの質を伸ばし、細くてもパワーのある泳ぎを作り上げろ、と。

その教えもあり、マシントレーニングはなかったものの、自分なりに陸上トレーニングは勉強したものだ。

県合宿やジュニア日本代表合宿などで知識が増えていく。

大会では同年代スイマーにも話を聞く。

色々なやり方があった。

それは私にとってすごく魅力的で刺激的な世界。

…競技においては。

ここが大切なのである。

今でこそ、「アスリートとはなんぞや」をわかったものの、高校時代はまさに『水泳マシーン』

平日は学校とスイミングの往復。土曜日は朝練。

午後から日曜日にかけては何もしない。

ときには日曜日はレース。

18歳まではその生活。

嫌だったわけではなく、それで良かったのだ。

自分が望んでいた。

全ては親の協力なしではありえない。

バイトもせず、競技だけに打ち込めたのだから。

だが、大学入学。

寮に入ったときに、そのありがたさに気づくのである。

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